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【レビュー/評価】『配信せずにはいられない』山田悠介の感想

 

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こんな人におすすめ!
○リアルな話が好きな人
○人の狂気に触れたい人

 

 今回は、山田悠介さんの『配信せずにはいられない』を読んでいこうと思います。

 

表紙のコメントが気になります・・・

 

今回も怖い話なのかなぁ・・・

 

気になるので、早速読んでいこうと思います。

 

 

 

 

【あらすじ】


あれから5年、高校生になった坂本孝広と橋本陽介たちは学校内でサークルを作り、動画の投稿や生放送で話題を集めて楽しんでいた。

 

ところが、さらにリスナーを増やそうとする部員が過激な動画をアップしはじめたことから、事態は思わぬ方向へ転がってゆく。

 

孝広たちは彼の暴走を止め、子どもたちを救えるのか?

 

成長した孝広たちが活躍する学園パニックストーリー!

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 表 現 度 ★★★★☆

 おもしろ度 ★★★★☆

 総合満足度 ★★★★☆

 

【感想】

 

なんだか、前作があったようです。

 

私は前作を読んでいませんが、楽しむことができました。

 

それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います。

 

① 3人チームの配信者

 

主人公たちは、3人チームで動画投稿や生放送を行なっています。

 

今時の高校生って感じですよね。

 

クラス内でも動画が広まったりしています。

 

動画と言っても、過激な動画などは投稿しません。

 

日常系の動画を投稿します。

 

平和な動画です。

 

主人公たちはそんな日常を楽しんでいました。

 

なんだか平和ですよね。

 

男子高校生が動画撮影に勤しむなんて。

 

だけど、そんな平和な日々も長くは続きません。

 

だんだんと日常が崩壊していきます・・・

 

主人公たちの運命はいかに・・・

 

② いじめ

 

動画撮影メンバーの1人である「ピザ豚まん」がいじめにあってしまいます。

 

クラスメイトや視聴者から、暴言を吐かれてしまいます。

 

初めは気にしていなかったピザ豚まん。

 

しかし、いじめが続くにつれ、暗く大人しくなっていきました。

 

相当精神に来ていたんだと思います。

 

いじめに遭うと、メンタルが崩壊してしまいますよね・・・

 

きっと、ピザ豚まんもメンタルが崩壊してしまったのでしょう・・・

 

とても、かわいそうでなりません。

 

ピザ豚まんがおかしくならないといいですが・・・

 

 

 

エスカレートしていく配信

 

いじめにあっていたピザ豚まん。

 

とあることがきっかけで、配信にのめり込むようになります。

 

一言で言えば、配信中毒です。

 

至る所で配信するようになります。

 

教室や街中などなど。

 

そして、視聴者も増えていきました。

 

視聴者が増えるにつれて、過激になる動画・・・

 

過激な動画はさらに視聴者を増やします。

 

そして、さらに動画が過激になる・・・

 

そんな悪循環に陥っていくピザ豚まん。

 

犯罪まがいのことをしてしまうことも・・・

 

彼を止めようとする主人公たち。

 

果たして、彼を止めることはできるのか?

 

そして、ピザ豚まんの運命やいかに・・・

 

犯罪まがいのことで視聴者を集めるのは、やり過ぎですよね。

 

でも、視聴者が増える快感が忘れられないんだと思います。

 

でも、一線は超えてはいけませんね。

 

止めてくれる仲間がいるだけ、ピザ豚まんは幸せなのかもしれませんね。

 

④ 配信者の狂気


ピザ豚まんを止めようとする主人公たち。

 

でも、ピザ豚まんは止まりません。

 

さらに狂気を増していきます。

 

まるで、配信がないと生きていけないかのように・・・

 

果たして、ピザ豚まんはどうなってしまうのか?

 

そして、待ち受ける衝撃のラストとは?

 

山田悠介さんの作品らしく、人間の狂気がよく表現されていました。

 

狂おしいほどに変わっていくピザ豚まんにも注目してくださいね!

 

人間の狂気がよく表現されていますよ!

 

 

 

【まとめ】

 

今回は、山田悠介さん『配信せずにはいられない』を読んでみました。

 

配信者の狂気がよく表現されていた作品でした。

 

それにしても、山田さんの作品は人間の狂気がよく表現されています。

 

狂気がひしひしと伝わってきます。

 

きっと、あなたも山田悠介ワールドにハマること間違いなし!

 

ぜひ、読んでみてくださいね!

 

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山田悠介さんの他の作品

『僕の残機を投下します』

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『僕はロボットごしの君に恋をする』

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『モニタールーム』

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