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【レビュー/評価】『僕はロボットごしの君に恋をする』山田悠介の感想

 

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こんな人におすすめ!
○SFが好きな人
○恋愛ものが好きな人

 

 今回は、山田悠介さんの『僕はロボットごしの君に恋をする』を読んでいこうと思います!

 

ロボット?が出てくるのかな?

 

ロボットごしの恋???

 

タイトルだけでは、物語が予想できない!

 

内容が気になる!!!

 

早速、読んでいこうと思います!

 

 

 

 

【あらすじ】

 

2060年、三度目のオリンピック開催が迫る東京で、人型ロボットを使った国家的極秘プロジェクトが進んでいた。


プロジェクトメンバーの健は、幼なじみで同僚の陽一郎、そして彼の妹の咲に助けられながら奮闘する。

 

ところが、咲の勤務先にテロ予告が届き事態は急変した。

 

目的を達するために、はてしなく暴走する研究者の狂気。


はたして健は、テロを防ぎ、想いを寄せる咲を守れるのか?


そしてラストに待ち受ける衝動と、涙の結末は?


男の打った最後の一手が、開けてはいけない扉を開ける!

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 表 現 度 ★★★★☆

 おもしろ度 ★★★★☆

 総合満足度 ★★★★☆

 

【感想】

 

今回も独特な設定の作品でした。

 

面白かった・・・

 

そして、読んだ後の余韻がすごい・・・

 

それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います!

 

① リアルなSF背景

 

この物語にはリアルなSF背景が描かれていました。

 

舞台は2060年の東京。

 

人型ロボットを使った国家的極秘プロジェクトが進んでいます。

 

人型ロボットは、人間そっくりにできています。

 

外見は人間そのもの。

 

皮膚も人工的に作った人間の皮膚を使用しています。

 

ロボットには、オペレーターがいるのですが、簡単な受け答え程度であれば、ロボットも行うことができます。

 

なんだかこれって、とてもリアルじゃないですか?

 

近頃は、AIがだんだん普及しています。

 

AIがロボットに搭載される未来も近くないかもしれませんね。

 

もしかして、もう搭載されていたりして・・・

 

実際に、2060年ごろに、実際に人工知能を搭載した人型ロボットが製造されるかもしれませんね。

 

② AIロボットの普及

 

この物語では、秘密裏にAI搭載の人型ロボットが製造されています。

 

人型ロボットのオペレーターである主人公には、ロボットと人間の区別がつきます。

 

企業の受付が人型ロボットだったりします。

 

もしかすると、企業の人は気がついていないかもしれませんね。

 

でも、ロボットと人の区別がつきにくいのは、少し怖いかもしれません。

 

実は友達がロボットだったり、もしかしたら自分がロボットだったり・・・

 

でも、それもそれで受け入れていくしかないのかもしれませんね。

 

新たな多様性の誕生なのかもしれません。

 

ロボットと友達になるか・・・

 

あの、青い国民的ロボットみたいですね!

 

将来的に、ロボットの友達ができるのも面白そうです!

 

 

 

③ 主人公の恋心

 

主人公は、幼馴染の陽一郎の妹である咲に恋をしています。

 

先はとあるスポーツ企業に勤めています。

 

主人公は、人型ロボットを使って、そのスポーツ企業の警備することになります。

 

でも、警備の仕事中でも咲のことが気になる主人公。

 

ロボットを使って、咲と接触する事にします。

 

いくら好きとはいえ、なんだかロボット越しに接触するのは、ストーカーみたいですね笑

 

いくらロボットが普及しても、話しかけるのは自分自身で行いたいです!

 

ロボットで咲に接触した主人公。

 

果たして、恋の行方は・・・

 

④ 切ない結末

 

この物語には、切ない結末が待っています。

 

他の作品にはない結末でした。

 

似たような結末もないと思います!

 

作中の謎が一気に解消されて、そして、切なさにつながる・・・

 

あまり書くとネタバレになってしましますね・・・

 

ぜひ、結末はご自身の目で確認してください!

 

切なさで、涙が溢れる事でしょう・・・

 

 

 

【まとめ】

 

今回は、山田悠介さんの『僕はロボットごしの君に恋をする』を読んでみました!

 

リアルなSF背景が魅力的でした。

 

また、この物語の切ない結末に注目!

 

静かに涙が流れてくるはずです・・・

 

切ない物語が好きな人におすすめな作品となっていました。

 

この物語を読んで、切なさに浸ってみてはいかがでしょうか?

 

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