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【レビュー/評価】『タイムスリップ・ロックンロール』 高山環の感想



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 今回はTwitterのフォロワーさんである高山環先生の著書を読んでみたいと思います!

 

 題名が斬新なので、ストーリーが楽しみです。

 

 タイムスリップ?ロックンロール?

 

 タイムスリップとロックンロールがどのように絡み合うのか、気になる・・・

 

 どんなロックンロールが出てくるのか?楽しみなので、早速読んでみたいと思います!

 

 (でも、私はロックンロールがよくわからないんですけどね汗)

 

 

 

 

【あらすじ】

 

 「ベティブロンソン」というバンドのボーカルを務めているショウの前に、伝説のバンド「ルージュ」のメンバーである勝也がタイムスリップしてきた。

 

 ショウは勝也をバンドメンバーにして、ライブを行うが、ライブ中に勝也が狙撃された。

 

 果たして、誰が勝也を狙撃したのか、なぜタイムスリップが起きたのか、、、

 

 ベティブロンソンとルージュのメンバーにより繰り広げられるロックンロールミステリー。

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★☆

 おもしろ度 ★★★★★

 総合満足度 ★★★★☆

 

 

 

【感想】

 

 めっちゃロックンロールだった、、、

 

 そして謎が深まるミステリー・・・

 

 ロックとミステリーの融合って、意外といいものですね笑

 

 どっぷりストーリーに浸かってしましました!

 

 それでは、私が面白かった(ロックンロール)と思った部分を少し書いていこうと思います!

 

1.ロックンロール!な勝也

 

 この作品には、ロックンロールな登場人物が登場しますが、その中でも勝也がダントツでロックンロールでした!

 

 なんといっても、タイムスリップしても動じないところがとてもロックンロールでした。

 

 普通、タイムスリップなんかしたら動揺どころか、びっくり仰天して失神してしまうかもしれません。

 

 私は絶対失神します、、、涙

 

 タイムスリップしたとしても、生きていく自信ないです涙

 

 でも、勝也は動じませんでした。

 

 正直、「え?全く動じないの?大丈夫???」と思いました!

 

 動じないところがロックンロール。

 

 「タイムスリップしてしまったんなら仕方ないや」って感じでした。

 

 このくらい肝が据わっていたから、伝説のバンドになれたのかもしれませんね。

 

俺はドラムがやってみたいなー

 

2.熱いバンド魂

 

 この作品に出てくる人物は、バンドをやっていた人やバンドをやっている人も多く登場します。

 

 それにしても、みんなバンド魂が凄まじい。

 

 熱すぎるくらいの音楽への情熱。

 

 文字しか書いていないのに、彼らの燃えたぎる炎が伝わってきました。

 

 時には熱くなりすぎて喧嘩をするメンバーたち、、、

 

 でも、彼らが真剣に音楽と向き合っていたからこそ、そのような衝突が起きていたんだと思います。

 

 それもまたロックンロール!

 

 音楽は熱くなるくらいが丁度いいのかもしれませんね。

 

 何かに熱くなってる人たちって、応援したくなりますよね、、、

 

 私は絶対ベティブロンソンとルージュのファンになっていたはず!!!

 

 現実ではまだ熱いバンドに出会えていないので、ベティブロンソンとルージュみたいなバンドに出会いたいなー

 

3.衝撃の結末(ネタバレなし)

 

 この作品の最も良かった点は、「衝撃の結末」だったように思います!

 

 ミステリー系と覚悟して読んでいたけど、、、まさかお前が犯人だとは、、、

 

 そして、明かされる勝也の過去と現在、、、

 

 これがまた衝撃でした。

 

 過去からタイムスリップしているとはいえ、現在にも勝也は存在しているはずです。

 

 では、現在の勝也は何をしているのでしょうか?

 

 ストーリーの終盤では、怒涛の衝撃ラッシュが待ち受けていますので、衝撃の結末が好きな方にはぜひ読んでいただきたい作品でした。

 

 それにしても余韻がすごい、、、

 

 これもミステリーの醍醐味ですよね!

 

 衝撃の結末が、最高にロックンロール!!!

 

俺もロックンロールがしたいです!

 

 

 

【まとめ】

 

 久々にロックンロールを感じました!

 

 まあ、私はバンドを組んだことがないので、ロックンロールなんて微塵もわからないんですけどね笑

 

 衝撃の結末も面白かった、、、

 

 衝撃の結末はミステリーの醍醐味ですよねー。

 

 ロックとミステリーの融合もいい味出してました!

 

 ロックが好きな方はもちろん、衝撃の結末が好きな方にはぜひ読んでいただきたい作品となっておりました。

 

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