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【レビュー/評価】『君の膵臓をたべたい』佐野 よる の感想

 

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こんな人におすすめ!
○感動する物語が好きな人
○純粋なストーリーが好きな人

 

今回は、佐野よるさんの『君の膵臓をたべたい』を読んでいきたいと思います。

 

私の友人がとってもおすすめしてくれたので、読んでみたいと思います!

 

感動系を読んで、号泣してしまわないかな・・・

 

泣きつかれそうで心配・・・

 

でも、ストーリーが気になるので、早速読んでいきたいと思います!

 

 

 

 

【あらすじ】

 

ある日、高校生の”僕”は病院で一冊の文庫本『共病文庫』を拾う。

 

それは僕のクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。

 

そこには、彼女が腎臓の病気で余命いくばくもないことが書かれていた・・・

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 表 現 度 ★★★★★

 おもしろ度 ★★★★★

 総合満足度 ★★★★★

 

【感想】

 

いやぁ、、、めちゃくちゃ感動した、、、

 

たまには純粋な物語もいいものですね!

 

それでは、私が面白いと感じた部分を少し書いていこうと思います!

 

① 純粋な恋愛ストーリー

 

この物語は高校生たちが紡ぐ純粋な恋愛ストーリーでした。

 

その純粋さが、感動をさらに助長させるんです。

 

人に対する感情や考えなど全てが純粋でした。

 

(彼らのような純粋さは、もう私にはありません涙)

 

私たちが無くした純粋さを見つめ直すことができます。

 

心洗われるようでした・・・

 

なんだか、忘れていたことを思い出せました・・・

 

② 独特な表現

 

この作品を読んで気がついたことがあります。

 

他の恋愛小説にはない表現です。

 

それは「”好き”と言う単語が出てこない」ことです。

 

そもそも、好きになるまでの過程が長いためかもしれませんが、”好き”と言う単語が出てきません。

 

でも、惹かれあっているのは、どことなく伝わってきます。

 

明確に好きと言う表現が出てこないのも、純粋さを助長していたのかもしれません。

 

純粋が故に”好き”が分からなかったりしますもんね。

 

(そういえば、私にもそんな時期があったような気がします・・・)

 

この子達、徐々に惹かれあっているんじゃないかと気づいた時は、なんだかもどかしくなりました。

 

純粋な物語って、やっぱりいいね・・・

 

 

 

③ 「山内桜良」の魅力

 

私がこの作品を読んで、最も魅力的だと思った人物は、腎臓病を患っている「山内桜良」です。

 

彼女はとにかくポジティブなんです。

 

余命がいくばくもないのに、めちゃくちゃポジティブ!

 

そして、とにかく明るい子なんです。

 

余命がいくばくもないのに、明るく振る舞えるなんて、とても尊敬します・・・

 

(多分、私にはできません・・・絶望でさらに病むと思います。)

 

そんな彼女の明るさが、物語をより深いものとしていました。

 

彼女の明るさがなかったら、この物語は輝かなかったと思います。

 

それくらい、彼女の明るさは重要でした。

 

この作品を読めば、彼女の明るさに引き込まれること間違いなし!

 

皆さんにも彼女の明るさに触れてほしいので、ぜひこの作品を読んでみてくださいね!

 

④ 衝撃のラスト(ネタバレなし)

 

この作品には、衝撃のラストが待っていました。

 

他の恋愛小説や感動小説にはない結末でした。

 

その結末もこの物語をより深いものとしていました。

 

ネタバレできないのが、とても残念です・・・

 

皆さんにも、読んだ後の感覚を感じてもらいたい。

 

なんだか、ぼーっとしてしまいました・・・

 

それくらい、余韻が強く残ります。

 

他の作品にはない余韻ですので、ぜひ皆さんも味わってみてくださいね!

 

 

 

【まとめ】

 

今回は佐野よるさんの『君の腎臓をたべたい』を読んでみました。

 

登場人物の純粋さ、ヒロインの明るさ、唯一無二の結末・・・

 

どれをとっても、面白かったです!

 

最近、感動してますか?

 

感動系が好きな人には、絶対に読んでほしい作品となっておりました。

 

静かに涙が出てくると思います・・・

 

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