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今回は、青崎有吾さんの『水族館の殺人』を読んでみたいと思います。
前作の『体育館の殺人』も面白かった!
『体育館の殺人』の書評はこちらから!
今回はどんな物語が待っているのか!
気になるので、早速読んでみたいと思います。
【あらすじ】
夏休み最中の八月四日,向坂香織たち風ヶ丘高校新聞部の面々は,取材で市内の穴場スポットである,丸美水族館に繰り出した。
館内を館長の案内で取材していると,B棟の巨大水槽の前で驚愕のシーンを目撃。
な,なんとサメが飼育員と思われる男性に喰いついている!
駆けつけた警察が関係者に事情聴取していくと,容疑者は11人にもおよぶことに。
しかもそれぞれに強固なアリバイが……。
袴田刑事は,仕方なく妹の柚乃へと連絡を取った。
あのアニメオタクの駄目人間・裏染天馬を呼び出してもらうために。
【私的満足度】
読みやすさ ★★★★☆
表 現 度 ★★★★★
おもしろ度 ★★★★★
総合満足度 ★★★★☆
【感想】
今回も面白かった・・・
アリバイづくり、まさかのトリック、どれも面白かったです!
それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います。
① 舞台は水族館
今回の舞台は、水族館です!
水族館で殺人が起こってしまいます。
そして巻き込まれる高校生たち・・・
水族館を見学しにきた時に、殺人事件が起こるなんて・・・
そんな時に殺人をしなくてもいいのにー
と思う今日この頃です。
水族館での殺人事件・・・
どんな殺人事件が待っているのか・・・
乞うご期待です!
② サメを利用した殺人
この物語では、水族館で殺人事件が起きます。
その殺人には、サメが利用されます。
サメが利用される!?どういうこと?
犯人は殺人を犯した後、サメの水槽に死体を落とします。
そして、死体は半分食べられてしまいます・・・
なんて残酷なんでしょうか・・・
目を覆いたくなってしまいますね。
では、なぜ犯人はサメを利用したのでしょうか?
サメを利用する必要はあったのでしょうか?
読んでいくうちに、これらの謎が解決されて行きます。
読む手が止まらない!
③ まさかのトリック
この物語の殺人には、サメが利用されますが、そのトリックも面白かった!
とあるトリックを使って、犯行時刻を変化させます。
ネタバレになるので、あまり書くことができませんが、とあるものがトリックを解き明かす上で重要になります。
そのものとは、”トイレットペーパー”です!
トリックにトイレットペーパーが使われるなんて・・・
では、トイレットペーパーはどのように使用されるのでしょうか?
それはご自身で読んで確かめてみてくださいね!
”トイレットペーパー”のトリックがあなたを驚かせます!
④ 水族館ならではの犯行動機
殺人事件の犯行動機も水族館ならではのものでした。
正直、「そんなことのために、殺人を犯すなんて・・・」と思いました。
でも、犯人には犯人なりのこだわりがあったんだと思います。
でも、殺人をするのはやり過ぎですよね・・・
水族館ならではの犯行動機ってあるんですね。
それにもびっくりしました!
オリジナリティ満載のこの作品!
全てが斬新な設定でした!
ミステリー好きには、絶対おすすめできる作品となっていました。
【まとめ】
今回は、青崎有吾さんの『水族館の殺人』を読んでみました。
水族館ならではの設定が盛りだくさんのこの作品!
オリジナリティ満載の内容となっていました。
サメを使用したトリックも面白かった!
ミステリー好きな人には、絶対読んでほしい内容となっていました。
ぜひ、皆さんも読んでみてくださいね!
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