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【レビュー/評価】『体育館の殺人』青崎 有吾 の感想

 

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こんな人におすすめ!
○ミステリーが好きな人
○学園ものが好きな人

 

 今回は、青崎有吾さんの『体育館の殺人』を読んでいきたいと思います。

 

kindleでベストセラーになっているという事で、期待大!!!

 

殺人ということは、ミステリーもの?

 

内容が気になるので、早速読んでいきたいと思います!

 

 

 

 

【あらすじ】

 

風ヶ丘高校の旧体育館で、放課後、放送部の少年が刺殺された。

 

密室状態の体育館にいた唯一の人物、女子卓球部部長の犯行だと警察は決めてかかる。

 

卓球部員・柚乃は、部長を救うために、学内一の天才と呼ばれている裏染天馬に真相の解明を頼んだ。

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★☆

 表 現 度 ★★★★★

 おもしろ度 ★★★★★

 総合満足度 ★★★★☆

 

【感想】

 

とても読みやすい作品で、スラスラと読む事ができました。

 

でも、反抗トリックは少し難解だったかも・・・

 

私が頭悪いだけです・・・すみません・・・

 

まあ、それは置いといて・・・

 

この作品を読んで感じたことを少し書いていこうと思います。

 

ネタバレしないように気をつけますね!

 

① 天才少年”裏染天馬”の存在

 

この物語には、天才的な高校生が登場します。

 

その名も「裏染天馬」

 

どのくらい天才かというと、全教科で満点を取るくらい天才です。

 

つまり、めちゃくちゃ頭がいいのです!

 

そして、この物語のキーパーソンでもあります。

 

でも、裏染は生粋のオタクで、文化部の部室棟に住んでいます。

 

そうです!学校に住んでいるのです!

 

天才が故?先生たちには気づかれていないようです笑

 

そんな、裏染の推理が良かった。

 

やっぱり、天才って着目点が違いますよね。

 

私なんかが予想しなかった部分に注目します。

 

その推理がまた面白いのよね・・・

 

どんな推理をするのかは、この本を読んでお確かめくださいね!

 

② 体育館密室殺人

 

殺人は体育館でおこなわれました。

 

しかも、今回の殺人、、、実は密室殺人なんです、、、

 

謎の証拠品が出てきたりもして、とても不可思議な事件となります。

 

そんな事件を解決するのが、先ほど紹介した天才高校生の”裏染”です。

 

密室殺人と謎の証拠品・・・

 

さすがの裏染も苦戦します。

 

でも、意地でもトリックを解き明かすのが裏染です。

 

犯人はどのようにして密室を作り出したのか?

 

謎の証拠品はなぜそこに置かれたのか?

 

一つ一つ解決していきます。

 

みていて清々しかったです!

 

彼の推理には驚かされました!

 

裏染の推理をみなさんもご堪能あれ!

 

③ まさかの犯人と犯行動機

 

これは、ミステリーあるあるですが、まさかの犯人でした!

 

そして、明かされる犯行動機・・・

 

個人的には、犯行動機が衝撃的でした。

 

そんな事があったのか・・・

 

学園もの特有の犯行動機でした。

 

犯人の犯行動機とは?

 

ぜひ、ご自身の目でお確かめくださいね!

 

④ 真の黒幕とは?

 

犯人が逮捕され、めでたしめでたし・・・で終わらないのが、この作品!

 

犯人逮捕の後も面白かった!

 

え、君も関わってたの・・・てか黒幕って・・・

 

おっと、これ以上書いたらネタバレになるので、書かないでおきます。

 

犯人逮捕後も伏線回収があるのは、とても驚きました。

 

てか、どの後どうなったんだろう・・・

 

気になる・・・

 

というようなラストでした!

 

なんともいえない逮捕後のストーリー。

 

これもこの作品の魅力です。

 

他の作品にはない特徴だと思いました!

 

 

 

【まとめ】

 

今回は、青崎有吾さんの『体育館の殺人』を読んでみました。

 

密室殺人のトリック、天才高校生”裏染”の推理、どれも面白かった!

 

そして、衝撃の犯人と真の黒幕とは!?

 

他の作品にはない衝撃があなたを襲う事間違いなし!

 

ぜひ、読んでみてくださいね!

 

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