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【レビュー/評価】『ツナグ』辻村深月の感想

 

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こんな人におすすめ!
○感動する物語が好きな人
○切ない物語が好きな人

 

 今回は、辻村深月さんの『ツナグ』を読んでいこうと思います。

 

ツナグ?

 

何かを繋ぐ物語なのでしょうか?

 

内容が気になりますので、早速読んでいこうと思います!

 

 

 

 

【あらすじ】

 

一度だけ、逝った人との再会を叶えてくれるとしたら、何を伝えますか――。

 

死者と生者の邂逅がもたらす奇跡。

 

心に染み入る感動の連作長編小説。

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 表 現 度 ★★★★★

 おもしろ度 ★★★★☆

 総合満足度 ★★★★☆

 

【感想】

 

切なくも感動する物語でした・・・

 

ツナグが実際にいればいいのになぁ・・・

 

それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います。

 

①「ツナグ」とは?

 

この物語には、ツナグ(使者)を担う登場人物が登場します。

 

ツナグとは、どんな役割なのでしょうか?

 

ツナグは、生者と死者を繋ぐ役割があります。

 

生者と死者を会わせることで、生者と死者を繋ぎます。

 

しかし、生者が死者と会えるのは、1回まで・・・

 

果たして、登場人物たちは誰に会うのを選ぶのでしょうか?

 

彼らの選ぶ人物にも注目してほしいです!

 

また、ツナグを担う謎の少年の正体とは!?

 

これにも、ぜひ注目してくださいね!

 

 

 

② いくつかの物語

 

この作品には、いくつかの物語が収録されています。

 

それぞれの物語では、ツナグが生者と死者を会わせます。

 

彼らが会いたい目的も様々です。

 

そして、彼らが織りなすストーリー。

 

どれも、感動するものばかりです・・・

 

ここで重要なのが、1回しか会えないという点です。

 

1回というのが、またいい味を出していました!

 

感動系が好きな人には、ぜひ読んでほしい作品となっていました!

 

③ ツナグの心境

 

この作品には、ツナグの誕生秘話も語られています。

 

なぜ、主人公はツナグの役割を担うようになったのか?

 

生者と死者を繋いだ彼が思うこととは?

 

作品の最後に、これらの謎が解かれます。

 

ツナグにもツナグなりの考え方がしっかりあります。

 

その上で、ツナグとしての使命を果たします。

 

時には、葛藤することも・・・

 

ツナグの心境や葛藤も詳しく描かれていましたので、どっぷりと作品に浸ることができました!

 

ぜひ、ツナグの謎を覗いてみてくださいね!

 

 

 

【まとめ】

 

今回は、辻村深月さんの『ツナグ』を読んでみました。

 

収録されている物語はどれも感動するものばかり!

 

そして、生者と死者を繋ぐ役割を担うツナグの心境もしっかり表現されていました。

 

時には、彼の葛藤も垣間見えます・・・

 

それにも注目!

 

感動する物語を探している人には、ピッタリの作品となっていました。

 

感動と切なさで涙が流れること間違いなし!

 

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