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【レビュー/評価】『Truth』小松原周の感想

 

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こんな人におすすめ!
○SFが好きな人
○近未来の設定が好きな人

 

 今回は、小松原周さんの『Truth』を読んでいこうと思います!

 

表紙には青空と可愛らしい女の子が描かれていますね。

 

近未来が設定の作品だそうです・・・

 

めちゃくちゃ内容が気になりますね!

 

では、早速読んでいこうと思います。

 

 

【あらすじ】


歴史は糸のように紡がれ、織り重なりかたちを成していく。

 

運命、因果、定め、、、いろいろな呼び名があるが、歴史の当事者達は自分が何処かに向かっていることに気づいていても、その役割や結末を知る者はいなかった。


今より100年後の世界。

 

物語は主人公の「J」と「タマゴ」2人の兄弟の成長を追いつつ、茶屋の看板娘からこの時代の覇者となる「シン・ミレイ」の半生を綴りながら、絶え間なく続く人類の騒乱を描いていく。


戦いの果てに待ち受けていたものは、予想もできないような結末であった。

 

人類の存亡をかけた選択が迫るなかで、タマゴは「ムンバイの奇跡」を起こし、Jはこの宇宙の真実にたどり着く。

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 表 現 度 ★★★★★

 おもしろ度 ★★★★★

 総合満足度 ★★★★★

 

【感想】

 

久々にSF作品を読んでみました!

 

いいですね〜ロマン溢れますね〜

 

宇宙ってなんだか、ロマンが詰まっていますよね笑

 

たくさん感じたことがありましたので、早速書いていこうと思います。

 

① SF作品を嫌厭していませんか?

 

皆さんはSF作品と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか?

 

「少し難しそう・・・」、「マニアックなイメージがある・・・」などのマイナスなイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

実は、私もそんなイメージを持っていました。

 

いろんな国が戦争をしていたり、難しそうな機械が出てきたり、私が理解できるのかな?と思ってしまうこともしばしば・・・

 

SFにそんなマイナスなイメージを持っている方にこそ、この作品を読んでいただきたいと思います!

 

「難しそう」とか「マニアック」などのイメージが払拭されること間違いなし!

 

SF作品をいくつか読んできたことがありますが、この作品はダントツで読みやすいと感じました。

 

難しい機械が出てくるわけでもなく、かつ、世界情勢がわかりやすいので、物語の内容がスッと頭の中に入ってきました。

 

SF作品を読んだことがない人やSF初心者の方は、この作品から読んでみてはいかがでしょうか?

 

SFに対するイメージが変わること間違いなしですね!

 

② 躍動感のある戦闘描写

 

この作品を読んでみて、印象に残ったことがあります。

 

それは、躍動感ある戦闘描写です!

 

この作品はSF作品というだけあって、戦闘機での戦闘シーンが描かれています。

 

私は戦闘機なんて、全く詳しくありません・・・

 

でも、戦闘機が空を舞い、敵の攻撃をかわしながら、敵陣に突っ込んでいく姿をありありと想像することができました。

 

小説作品の醍醐味として、風景や周囲の様子などが脳裏に映像として映し出されることが挙げられると思います。

 

小説の醍醐味が、この作品でも味わうことができちゃうんです!

 

難しい機械ので説明など、マニアックな描写は少ないので安心して読んでみてください。

 

全然機械に詳しくない私ですら、戦闘イメージを脳裏に映し出すことができました。

 

それくらい、わかりやすく、かつ、詳しく物語が描かれています。

 

SF苦手な人も大丈夫!!!

 

騙されたと思って、とりあえず読んでみてください!

 

皆さんをSFの世界にご招待いたします!

 

③ 入り乱れる敵味方情勢

 

戦争ならではの入り乱れる敵味方情勢も魅力的でした!

 

敵の侵攻、味方の裏切りなど情勢を変化させる要素がたくさん描かれていました。

 

でも、「各情勢の変化とか難しそう・・・」と思う人もいらっしゃると思います。

 

でも、大丈夫です!!!

 

冒頭でも話しましたが、情勢の話もわかりやすく、かつ、詳しく描かれていますので、SFに詳しくなくても安心して読むことができます。

 

他の作品とかだと、たくさんの情勢が登場し、ごちゃごちゃに情勢が入れ替わるので、結局どうなったのかが分からなくなってしまうことがあります・・・

 

難しい作品も多いのが現状です・・・

 

そんな難しい描写が苦手な人でも大丈夫!

 

情勢の名前もシンプルですし、動向もわかりやすいんです!

 

SF食わず嫌いの方は、ぜひ、読んでみてくださいね。

 

SF作品にハマっちまうかも!?

 

④ 兄弟の成長

 

この物語には2人の兄弟が登場します。

 

主人公の「J」と弟の「タマゴ」です。

 

「J」は軍人としての道を歩み、「タマゴ」は科学者としての人生を歩み始めます。

 

そんな彼らの半生が描かれております。

 

そして、物語のキーを握る「シン・ミレイ」という人物。

 

彼らとシンがどのような物語を紡いでいくのか?

 

戦いの果てに、彼らはどんな光景を眺めるのか?

 

衝撃の展開に読む手が止まりませんでした・・・

 

この感覚を皆さんにも味わってほしい・・・

 

騙されたと思って、読んでみてくださいね!

 

⑤ 衝撃の結末

 

戦争の果てに、「J」と「タマゴ」が眺めた世界とは?

 

SFならではの衝撃の結末でした・・・

 

ミステリー小説やハートフル小説では、味わえないこの感覚!

 

SFでしか味わえない展開&結末とは?

 

宇宙のロマンが詰まった、この結末!!!

 

あなたも宇宙のロマン、感じてみませんか?

 

【まとめ】

 

今回は小松原周さんの『Truth』を読んでみました。

 

詳細な戦闘描写や移り変わりゆく世界情勢が魅力的でした!

 

戦いの果てに、主人公の「J」と弟の「タマゴ」が眺める光景とは?

 

衝撃の展開に読む手が止まらなくなること間違いなし!

 

SFが苦手な人でも、物語に没頭できます。

 

たまには、SF作品を読んでみませんか?

 

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