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【読書感想】『新宝島』きくちしんいち / 主人公の成長とともに変化するストーリー



 今回はTwitterのフォロワーさんであるきくちしんいち先生の作品を読んでいきたいと思います!

 

 

 表紙がとっても可愛らしいこの作品。

 

 

 どんな冒険が待ち受けているのでしょうか?

 

 

 気になるので、早速読んでいきたいと思います!

 

 

【あらすじ】

 

 主人公の「うたこ」は、遊び相手がいなくて寂しい思いをしていました。

 

 

 そんな時、公園で白うさぎの「うーちゃん」と出会います。

 

 

 2人は黄原色のインコ「ピーちゃん」が運んできた宝の地図に誘われ、冒険に出かけます。

 

 

 さまざまな仲間と出会い、困難を乗り越えていくうたこたち。

 

 

 果たして、うたこたちは宝を見つけることができるのか!?

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 おもしろ度 ★★★★☆

 総合満足度 ★★★★☆

 

【感想】

 

 ホッコリもあり、ハラハラもあり、優しい気持ちになれる本でした。

 

 

 第一部と第二部を読みましたので、感想を書いていきたいと思います!

 

1.第一部:猩猩たちの森

 

 この作品は、現在、第一部と第二部が公開されています。

 

 

 第一部の猩猩たちの森について、書いていこうと思います。

 

 

 第一部は、うたこたちが宝を探すために、サルやオラウータンたちが住む森を抜けるため、困難に立ち向かうという内容になっていました。

 

 

 サルやオラウータンたちと対決をするのですが、それがまた平和で心温まりました。

 

 

 対決と言っても、じゃんけん対決やなぞなぞ対決、ボーリング対決といった内容でした。

 

 

 内容も子供向け?のものとなっていましたので、とても読みやすかったです。

 

 

 たまには、こういった優しい作品を読んでみるのもいいですね!

 

 

 そして、うたこたちがゴリラの森に差し掛かったところで、第二部の「ゴリランランド」へと物語が繋がっていきます。

 

2.第二部:ゴリランランド

 

 第二部では、うたこたちがゴリラの森からゴリランランドへと飛ばされてしまったところから、ストーリーが始まります。

 

 

 うたこはアルビノゴリラの「スノー」や第一部で出会った仲間たちと出会い、また困難に立ち向かっていきます。

 

 

 また、平和な対決が待ち受けているかと思いきや、違いました。

 

 

 普通に仲間達が戦います!

 

 

 え!?と思いましたが、なぜストーリー展開ががらっと変わってしまったのかについての考察はあとでしたいと思います。

 

 

 それにしてもスノーが優しくて、強すぎる!!!

 

 

 私はこの物語の中で、スノーがいちばん好きかもしれません!

 

 

 そして、次の物語は砂のエリアへと続いていきます。

 

 

 砂のエリア編はまだ未公開ですが、ぜひ読んでみたい!

 

 

 今後のストーリー展開に注目ですね!!!

 

3.うたこの成長とともに変化するストーリー

 

 今回、この物語を読んで少し考察した点がありますので、書いていきたいと思います。

 

 

 それは、うたこの成長とともにストーリーが変化しているという点です。

 

 

 第一部では、幼いうたこでしたが、第二部では体が少し成長し、大人に一歩近づきました。

 

 

 そして、第一部と第二部とではストーリーの展開がかなり違います。

 

 

 第一部では、幼い児童向けの対決、第二部では、仲間同士の戦闘、、、

 

 

 対決の内容の対象年齢が上がった気がしませんか?

 

 

 うたこの成長がストーリー展開に影響を及ぼしている気がしませんか?

 

 

 もしかすると、砂のエリア編でうたこが成長したら、もっとバイオレンスな対決内容になるのかもしれませんね。

 

【まとめ】

 

 第一部と第二部の両方をぜひ読んでほしい作品となっていました。

 

 

 それにしても、続編が気になる、、、

 

 

 うたこの成長も気になる、、、

 

 

 難しい本ばかり読んで疲れている方がいらっしゃいましたら、この優しい本を読んで、少しリラックスしてみませんか?