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【レビュー/評価】『クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない』 越尾圭の感想

 

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こんな人におすすめ!
○ミステリーが好きな人
○スカッとする話が好きな人

 

 今回は、Twitterのフォロワーさんである越尾圭先生の作品を読んでみたいと思います!

 

 ヘビと殺人事件がどのように関わるのか、気になります!

 

 早速読んでみたいと思います!!!

 

 

 

 

【あらすじ】

 

 動物診療所を営む獣医・遠野太一は、幼馴染である小塚恭平が自宅マンションで、ラッセルクサリヘビに噛まれて死んでいるのを発見する。

 

 なぜこんなところに猛毒を持つヘビが存在するのか?

 

 なぜ恭平が殺されなくてはならなかったのか?

 

 太一は、恭平の妹で東京税関で働いている利香とともに、その謎を解き明かそうとするが、二人の前に不穏な出来事が忍び寄る、、、

 

【私的満足度】

 

 読みやすさ ★★★★★

 表 現 度 ★★★★☆

 おもしろ度 ★★★★☆

 総合満足度 ★★★★☆

 

【感想】

 

 結構面白かったです!

 

 そして、読みやすかった!

 

 スカッとするラストも衝撃的!

 

 それでは、私が感じたことを少し書いていこうと思います。

 

1.会話がメインの物語展開

 

 この作品はものすごく読みやすかったです。

 

 それはなぜなのか私なりに考えてみました!

 

 この作品は、他の作品と比べ、会話が多いような印象を受けました。

 

 それが、読みやすさを引き出していたのかもしれません。

 

 なんだか、文章に色々と書かれても理解が追いつかなかったりします。

 

 でも、この作品は、会話文が多いことで、堅苦しい表現がなく、かつ、スムーズに物語が展開していたので、私はとても読みやすく感じました。

 

 読みやすさって大事ですよね!

 

 読みにくい作品だと、正直読む手が止まってしまいます涙

 

 読みやすい作品で良かった、、、私読みにくい作品苦手なので、、、

 

 

 

2.スカッとするラスト

 

 「このミス大賞隠し玉」作品だけあって、ラストが良かったです!

 

 詳しくは書けませんが、なんだかスカッとして、読後の爽快感がたまりませんでした!

 

 悪者は成敗されるべきだし、成敗のされ方が因果応報というかなんというか、、、

 

 とにかくスカッとします笑

 

 まあ、人間でも動物でも誰かに悪いことをしてしまうと、それが自分に返ってきてしまいますよね、、、

 

 私も気をつけよっと汗

 

3.動物の命とは?

 

 読後に考えさせられたことが一つありました。

 

 それは、「動物の命とは?」です。

 

 人間の欲望のために消費される動物たち、、、

 

 とてもかわいそうでなりません。

 

 当たり前のことを書きますが、人間でも動物でも命を蔑ろにしてはいけないと思いました。

 

 生きていると、このことをふと忘れてしまうことがあります。

 

 特に、自分の命について、、、

 

 でも、この作品を読んで命の大切さを再認識できた気がします。

 

 動物も一つの命だし、自分も一つの命、、、

 

 そして、周りに大切な人がいる、、、

 

 このことを忘れてはいけませんよね、、、

 

 もう一度こんな大切なことを思い出させてくれて、この作品には感謝しかありません!!!

 

 

 

【まとめ】

 

 読みやすく、ラストがスカッとしていて、とても楽しむことが出来ました!

 

 また、命の大切さを再確認することが出来ました。(これ大事!!!)

 

 最近重い話ばかり読んでいる人がいらっしゃったら、この本を読んで少し気分転換してみませんか?

 

 きっと楽しめるはずです!

 

 また、動物好きな人にも楽しめる作品となっておりましたので、ぜひ皆様読んでみてください!

 

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